不動産を売却するとき、少しでも高く売りたいと思うのが普通です。まず、購入する側としては、立地条件、環境、きれいさ、交通アクセス、日当たりなどを重要視します。どうしたら高く売れるか、それはきれいにする事が先決です。
土地を売る場合はきれいな更地にし、土を引き詰めて凹凸をなくします。又、中古住宅の場合は特に水回りと庭の様子で印象が変わって来てしまいます。できる限りきれいに掃除をしてできるだけ新築に近づけることが大事です。初めの印象がとても重要です。また、図面などを用意して購入者に説明しやすい環境を作ることも早く高く売るコツです。そして、一番大切な事は仲介業者を選ぶポイントです。
どのくらいのネットワークを持っているか、周辺環境の良さをアピールできるか、どのように話を進めていってくれるか、トラブルの起きないように対応してくれるか、売却者と購入者の架け橋なので信頼してお任せできるかが必要です。又、アピールポイントを作っておくこともコツの一つです。
見晴し、ルーフバルコニー、日当たりの良さ、管理状況など、環境の良さなどアピールポイントが多ければ多いほど購入者の興味も上がります。不動産を少しでも高く早く売るには、きれいにしておくこと、仲介業者との信頼関係、アピールポイントが大きなポイントとなるのです。
■不動産査定価格
不動産業者の査定価格とは売却可能な予想価格です。不動産業者が買い取る査定金額であれば、一番高い価格を提示してきた業者に売却するのが得です が、媒介であればその不動産を購入するのは第三者となるため、相場の価格からかけ離れて高い金額で売却することは基本的に出来ないと考えた方がい いです。
不動産売却を依頼する不動産業者の選定の際、査定金額の一番高い業者に依頼すると、無駄に売却が長引く可能性すらあります。中には専任媒 介契約がほしい為に査定価格をあえて高く出す業者もいるので、査定価格よりも、どのような販売活動を行うのかを具体的に提示してくれる会社を選ぶ ことが好ましいです。