一戸建て
家は三件建てて初めて満足するといわれるほど、最初から理想の家を手に入れるのは難しいものです。
でも一生のうちに何度も一戸建ての家などを建てる人はまれです。
そこで、一戸建てを買ったり建てる前に知っておくことをまとめてみました。
建売住宅を買うという選択肢があります。土地付きの戸建てを買うものです。この場合は不動産会社や大手のデベロッパーが
造成した土地に住宅を建て、庭やフェンスなども付けた物件が多いのですが、メリットがあります。
まず、総額の費用が分かるということです。そして、隣近所を含めた周辺の環境が確定していることです。分譲地の場合は
デザインなどもそれぞれの家で違えて全体としてバランスが取れるような配慮がなされます。公園なども近所に整備されていることが多いのです。
土地を買って注文住宅を建てるのはどうでしょうか。理想的な家が手に入るみたいですが、建てる前に知っておくこと、注意点があります。
土地を買うことですが、選び方が難しのです。家族が居れば商業地区は避け、静かな環境が好ましいのです。老後の一人暮らしには逆に商業地区がいいのです。何かと便利だからです。
信頼できる不動産会社や工務店を探さないといけません。大手だからいいとは限りません。住宅展示場に行くと各ハウスメーカー
が一堂にあるのでどういう工法にするかの比較に便利です。
どんな家をどんな土地にどうやって建てるのかを決めることです。土地購入代の他に、建物本体工事、設計料、測量費などで
坪単価60万円とすると35坪のケースで2,300万円、それ以外に屋外給排水費用、登記、火災保険、外構・造園工事、インテリア関係など600万円ほどかかるものです。
最近流行の田舎暮らし
最近地方に環境の良さを求めて移住するいわゆる「田舎暮らし」がちょっとしたブームになっています。山の環境の良いところに家を建て住んだり、眼前一面に海が広がるような絶景を楽しみながら生活ができる環境であるとか、いずれにせよこのような素晴らしい環境の中で家を建て住む生活がちょっとしたブームでもあります。実際私も大いに憧れます。
田舎暮らしのニーズが非常に高まっている中、伊豆のエリアは温暖で自然が豊かで良い漁業があるために非常に人気があるエリアとなっています。た だ、情報が少ない中で不動産物件を探して、せっかく楽しみにしていた生活が苦労の連続というケースもお聞きする話です。例えば、近くに病院がない ために急な体調不良時に、すぐに病院に行けなかったとか、スーパーまで自転車で30分かかるなど考えただけでもぞっとするようなことを乗り越えな くてはならない方がたくさんいるのです。こうしたことが起こらないようにするためにも、物件選びは地域の情報に詳しい不動産会社に相談するのが1 番です。
一戸建てを安く買う為には
一戸建てを安く買うコツは中古物件を購入することです。中古物件を安く購入しリフォームすることで、新築のような快適性を持たせることも可能です。使わなくなった物件を有効利用することで、資源の有効活用もはかれて環境にとってもメリットがあります。
しかし、中古ということでメンテナンスや修理で思わぬ高額や欠陥とならないために、慎重に選択する必要があります。新築の注文住宅は自由に仕様を設定できるため、生活スタイルに合った家を手に入れやすいですが、価格的には割高となります。新築であっても割安な住居を手に入れるコツとして、建売住宅を購入する方法があります。あらかじめ決まった仕様で建てられた住宅で、自由に間取りを設定できないですが、仕様やデザインなど実際に建物を見て選択できるので、生活スタイルに合った住宅を選択することでお得に手に入れることができます。
中古住宅や建売住宅で安く購入することができますが、売り出されている家をきちんと自分の目で判断する力が必要です。欠陥住宅や手抜き工事がないように、きちんと良し悪しを見極める必要があります。そのためには、住宅に関する知識をつけることが必要であり、さまざまな知識を勉強して学んでいくと良いです。
住宅売却の現状
今日は住宅売却の現状についてお話しします。
念願のマイホームを購入したものの、何らかの事情があって売却を考えることもあるものです。
その理由としてはいろんなものがあります。
住宅の売却理由 1.経済状況の悪化
最も多いのは、ローンを組んで購入したものの、リストラや病気等で
ローンの支払いが困難になり、やむをえず任意売却するというケースです。
せっかくもった家を手放す決断は難しいものですが、そもそも経済力に見合わない非現実なローンを組んでいる人は、遅かれ早かれ生活が破綻します。
すでに経済的に破綻している場合、自分でタイミングを図ることは難しいので、できるだけ早めに気づき、条件の良いタイミングで売却を行うことが大切といえるでしょう。
生活が困窮する前に、余裕をもって新たな生活にフォーカスしていくのが賢明です。
住宅の売却理由 2.転勤、異動
その他には、例えば
転勤になってしまい、退職までは帰ってくる予定がないという事であれば、家族で一緒に引越すことになるでしょう。
ですのでそういった場合には賃貸にするという方法もありますが、定年までに何十年もあるのであれば、思い切って売却をしてしまった方がいいと考えるかもしれません。
このように売りたくはないけど売らなくてはならないといった事もあるでしょう。
住宅の売却理由 3.住民トラブル
それ以外の理由としては、
近隣住民とのトラブルがあげられます。
もしもと隣近所と上手くご近所づきあいができなかったり、トラブルばかりが起きているようであれば、自宅に帰りたくないと考えてしまうものです。
自分の家というのは、心が安らげる場所でなくてはなりません。その安らげるはずの場所に帰りたくないと考えてしまうようになってしまっては、引越しをして気分を一新させた方がいいと言えるでしょう。こうした自分の幸せのために売りに出すことを考えるという事もあります。
売れるタイミングを待つことが大切
このようにいろいろな売却理由がありますが、いずれのケースでも、余裕をもって
売れるタイミングを待つことが大切です。
家の売却をうまく進めるには、どの不動産会社に相談するかが大きなポイントです。
不動産取引数が多い大手不動産会社だと安心して任せられるかもしれませんが、地元の不動産会社のほうが実は好条件で売却できたという話も少なくありません。
決まった不動産会社に直接問い合わせるのも良いですが、おおよその売却相場を知るためにも、まずは複数の不動産会社に査定を依頼することをおすすめします。 不動産会社それぞれで査定額の算出方法が異なるため、金額が異なります。
ただし単純に高く査定するからといって任せるのではなく、売却実績やスタッフの対応など総合的に判断する必要があります。
もちろん少しでも高く売れた方が、次のお金の使い道など幅が広がると思いますので、不動産会社選びに失敗しないよう注意しましょう。
購入後の欠陥住宅問題
一戸建て住宅を購入した後に色々な欠陥が現れて、それがトラブルとなることもあります。新築の場合には保証もありますから、メーカーに問い合わせれば修理をしてくれます。修理そのものがずさんになってしまうこともあるようですが、これもきちんと相談をすれば問題なく解消できるでしょう。例えば、電気系統にミスがあって、ライトが点灯しないという不具合が見つかった場合、修理を依頼することになります。新築1ヶ月くらいで不具合が見つかれば、メーカーは無償で修理をしてくれるのが一般的ですが、修理のために壁や天井に穴を開けて、それが目立ってしまうこともあるでしょう。ここまできちんと元に戻してくれるかどうかは、メーカーによって異なりますが、たいていは元に戻してくれます。
まずは購入したときの担当者に連絡をするのが良いでしょう。それでも対応してくれないのなら、メーカーに直接問い合わせるのが良いです。大手のメーカーなら相談窓口を設けていますから相談しやすいです。それでもだめな場合には、紛争処理支援センターなどに相談をすれば解決しやすいと考えられます。
中古の一戸建ての場合には、保証の期間が契約によって異なりますから、まずは契約書を確認することが必要です。