不動産を購入する際には、非常に高額になるので、失敗しないように選択する必要があります。選び方のコツとして、不動産を取得するための目的を明確にして、購入するための条件をあらいだします。土地や建物を取得するために、さまざまな条件が存在してきます。条件が少ない人もいれば、沢山の条件を持っている人もいます。しかし、全ての条件をかなえるためには、非常に高額になってくる可能性が高いです。そのため、これだけは譲れない条件をはっきりさせておき、条件に優先順位をつけておくと良いです。どの程度自分の要求する土地や建物を手に入れられるかは、価格との相談になります。高額な費用がかかり、支払いが大きな負担となるのを避けるため、ある程度妥協も必要です。まずは土地や建物を購入するために、自分にどれだけの支払い能力があるか確認し、上限金額を設定します。そして、土地や建物に対する条件をリストアップし、次に妥協できるものを削っていきます。上限金額の範囲内で、優先条件をもとに希望にあうものを考えていきます。そうすることで、後々後悔しない土地や建物を選ぶことができます。建物はさまざまな注文をすることができ、後で手を加えることもできますが、土地については後で変更することができないので、よく検討する必要があります。
”借地借家法2条1号:「この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 一 借地権 建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権をいう。…」”一方の底地権という言葉に関しては、実は条文上は存在しない言葉になります。通常、完全な所有権を有している場合、その物に関して「使用・収益・処分」することは自由にできます。 例えば、とある土地を所有している場合、土地を利用することや、駐車場などで土地を利用して収益を上げる、また、第三者に売却する(処分する)ことは所有者の自由です。 しかし、土地を有している地主が土地を建物所有目的で借地権者に貸してしまうと、所有権の権利の一つである「使用」する権利が地主から借地権者に移り無くなってしまいます。 ※土地は借地権者が使用しており、地主はその土地を使用することができません。 すなわち、底地権という概念は、
「完全な所有権 -(マイナス) 借地権」
ということができます。私はこれまでに何度も引っ越しをしていますが、それぞれの物件に思い出があります。これまでの私の住んできた物件については、インターネット時代ということもあり、基本的には事前に希望する物件を選んで内見し、問題なければ決めてしまうというものでした。中にはその通りよかったものもあれば、あれは失敗だったなというものもあります。ただ、一番最初の物件だけは部屋を借りるのに右も左も分からず不動産屋さんに身を委ねました。結果としては初めての部屋だったということもあるでしょうが、一番思い出深い物件で狭かったけど居心地はよかったなと今でも思えます。
大学進学にあたり、学校紹介の下宿を頼りに上京したもののほぼ埋まっている状況で、帰りがけにこの辺に住んでみようかなと半分気まぐれで駅を降りました。日も暮れてきている上に見知らぬ街です。今思えば何となく目についた不動産屋さんに入ったように思います。昔ながらの不動産屋さんで、結構なお歳のおじさんが一人でいました。事情を説明すると、あれこれ物件を見せてくれて、回れる件数が少ないからここである程度決めてしまおうと言われ、アドバイスを素直に聞き、一軒だけ内見し、そこに決めてしまいました。似たような条件の物件を提示し、かなり細かく教えてもらった記憶があります。ごり押しされてもいません。
結局、そこに4年間住み、退去の時にも不動産屋さんの方から鍵を受け取りに来てくれました。学生街だったこともありましたが、随分と親切な不動産屋さんだったなあと今でも思います。私はたまたま運よくいい不動産屋さんに出会いましたが、必ずそうなるとも限りません。インターネットの不動産ポータルサイトには不動産屋をエリア別に表彰している所もあります。例えば、こちらの不動産屋さんもHOME’Sから表彰を受けています。こういう所はHOME’Sの看板もありますから無下にひどい対応などできるわけがないのでいい対応をしてもらえる確率は上がります。インターネットの時代だからこそ信頼できる不動産屋探しにもインターネットを利用してみるといいでしょう。
今日は住宅売却の現状についてお話しします。
念願のマイホームを購入したものの、何らかの事情があって売却を考えることもあるものです。
その理由としてはいろんなものがあります。
最も多いのは、ローンを組んで購入したものの、リストラや病気等でローンの支払いが困難になり、やむをえず任意売却するというケースです。
せっかくもった家を手放す決断は難しいものですが、そもそも経済力に見合わない非現実なローンを組んでいる人は、遅かれ早かれ生活が破綻します。
すでに経済的に破綻している場合、自分でタイミングを図ることは難しいので、できるだけ早めに気づき、条件の良いタイミングで売却を行うことが大切といえるでしょう。
生活が困窮する前に、余裕をもって新たな生活にフォーカスしていくのが賢明です。
その他には、例えば転勤になってしまい、退職までは帰ってくる予定がないという事であれば、家族で一緒に引越すことになるでしょう。
ですのでそういった場合には賃貸にするという方法もありますが、定年までに何十年もあるのであれば、思い切って売却をしてしまった方がいいと考えるかもしれません。
このように売りたくはないけど売らなくてはならないといった事もあるでしょう。
それ以外の理由としては、近隣住民とのトラブルがあげられます。
もしもと隣近所と上手くご近所づきあいができなかったり、トラブルばかりが起きているようであれば、自宅に帰りたくないと考えてしまうものです。
自分の家というのは、心が安らげる場所でなくてはなりません。その安らげるはずの場所に帰りたくないと考えてしまうようになってしまっては、引越しをして気分を一新させた方がいいと言えるでしょう。こうした自分の幸せのために売りに出すことを考えるという事もあります。
このようにいろいろな売却理由がありますが、いずれのケースでも、余裕をもって売れるタイミングを待つことが大切です。
家の売却をうまく進めるには、どの不動産会社に相談するかが大きなポイントです。
不動産取引数が多い大手不動産会社だと安心して任せられるかもしれませんが、地元の不動産会社のほうが実は好条件で売却できたという話も少なくありません。
決まった不動産会社に直接問い合わせるのも良いですが、おおよその売却相場を知るためにも、まずは複数の不動産会社に査定を依頼することをおすすめします。 不動産会社それぞれで査定額の算出方法が異なるため、金額が異なります。
ただし単純に高く査定するからといって任せるのではなく、売却実績やスタッフの対応など総合的に判断する必要があります。
もちろん少しでも高く売れた方が、次のお金の使い道など幅が広がると思いますので、不動産会社選びに失敗しないよう注意しましょう。
不動産投資で最初に行うことは、投資物件選びです。いい物件を選ばなければ、その後の投資もうまくいかないとされています。それも不動産は巨額な投資です。ローンを使える人でも、数千万円の返済を何十年にもわたり続けていく必要があります。お金がたくさんある、という人でも必ず投資が成功するわけではありません。
投資したお金を回収するためには、これも数十年かかります。収支が赤字に転落すると、投資そのものは失敗です。そうならないために、長期間赤字にならない不動産物件を選ぶことが大切です。物件は必ず実物を見て選びましょう。できれば、自宅から近い物件から始めるといいでしょう。土地勘のある地域のほうが、物件の相場や賃貸の相場もよくわかります。さらに不動産屋との距離も近いことで何かトラブルがあったときでも、自分が駆けつけることができるわけです。
最初は都会のマンションから始めるといいでしょう。賃貸付けがスムーズにいくからです。賃貸需要のないところで、ワンルームマンションを購入することも止めておきましょう。また、新築よりも中古マンションがいいでしょう。中古のほうが利回りが高くなります。ただ、物件価格が高額すぎるものは、危険です。周辺相場を考えて、ちょうどいい手頃な物件を探すべきですが、たくさんの物件を見て歩くことで、本当によい物件を見抜くことができるようになります。
日本の個人金融資産は世界有数といわれています。その大部分は、元本保証の預貯金に預けられていましたが、長引く低金利で、貯蓄から投資へのシフトが進んでいます。投資の収益にはストックゲインとキャピタルゲインの二種類があります。
ストックゲインとは、所有していることで得られる収益のことを言い、預貯金の利子や株式の配当、不動産投資の場合は家賃収入がこれにあたります。一方、キャピタルゲインとは売却によって得られる差益のことを言い、逆に売却損が出る場合はキャピタルロスといいます。
不動産に投資して、家賃収入が得られても、家賃収入以上のキャピタルロスが出てしまっては投資の収支は最終的にマイナスになってしまいます。キャピタルロスは、売却しない限り生じません。不動産の価値が下がっていても、毎月の家賃収入は極端に下がることはないので、値下がりしているときは持ち続けて家賃収入を得ていれば、投資としての価値は下がりません。
つまり、値下がりしているときには売らないのが損をしないコツですが、余裕資金が少なくて、資金繰りのためにタイミングを待てずに売却すると損をしてしまいます。家賃収入を得ながら、不本意な売却損を出さないために、余裕を持った資金計画が大切です。
不動産投資にかぎらずさまざまな投資方法がありますが、一般的に連想される金融商品はハイリスクであることが多いです。それに比べれば不動産投資の方が、毎月安定した家賃収入により、「長期的」、「安定的」に収益を上げ資産形成することができるのでリスク面では低いと思います。
とはいえ、リスクがないわけではありません。間違った物件を選んでしまうことで、そのリスクはいかようにも高くなります。利回りのいい物件をいかに見つけられるかが重要です。